今日は発達障害の子の特徴の一つである,感覚過敏についてお話していこうと思います。
恥ずかしながら私は我が子の感覚過敏には全く気付かず(似たようなセリフを別の記事でも言っているような…),こちらも現在の夫であるゆっぴーから指摘されて「あ,そういえば」と思い当たることに気付いたのでした。

食べ物の好き嫌いが多い
いちごは幼い頃から食べ物の好き嫌いが多かったです。
これは味覚過敏に当てはまるのかもしれません。
離乳食をなんでもパクパク食べるさんごと比べると、その時期からもう好き嫌いがはっきりしていたように思います。
色の濃い野菜は嫌いなのでブロッコリーやミニトマトも食べてくれず,カボチャやサツマイモといった,比較的幼児が好んで食べてくれるような甘みのあるお野菜類も一切受け付けず。
なので,幼稚園のお弁当ではかなり苦労しました。
お弁当って彩りも大切なんです。
例えば赤、緑,黄色のおかずがバランスよく入っていると彩りが綺麗で,美味しそうに見えますよね。
しかしこれらのお野菜は一切拒否され,お弁当の隙間を埋めるのに便利な卵焼きも食べてくれず,毎日入れるものには本当に苦労しました。
いちごの場合お弁当が高校生男子よろしく一面茶色なんてことも珍しくなく,可愛らしいピックや色鮮やかなおかずカップを使うことで何とか誤魔化して乗り切りました。
好き嫌いは多いものの,まだ子どもなのでこんなものかな?と思っていました。
幼い頃は好き嫌いがあまりに多すぎて途方に暮れましたが、成長するに従って他人の食べ物に興味を持つようになり、少しづつですが克服しつつあります。
小学校高学年になった今現在はかなり改善され,嫌いなものにも箸をつけるようにはなりましたが,それでもまだ好き嫌いは多い方かなと思います。
今でも辛いものは苦手で、ほんの少しの辛み成分ですら入っているとすぐ気付きます。
服を着たがらない
大人がうっかりお外でやってしまうと変質者になるこの行為,いちごは小さな頃からありました。
といっても外ではちゃんと着てくれるのですが、家の中ではほぼ一年中下着で過ごしていました。
今思うと、服が肌に触れる感覚がいやだったのかな?と思います。
ほかにも、服のタグを嫌がるなんてこともありましたし、靴下は履き口のゴムが足に触れるのがいやで、折り返してゴムが直接当たらないようにしていたことも。
このような特徴は高学年の今となってはなくなりました。
これらは今思うと触覚過敏ですね。
お子さんによっては、人に触れられるのが苦手なんてこともあるようです。
その他の感覚過敏
その他にも、発達障害の子は音に敏感だったり、光に敏感だったり、匂いに敏感だったりと様々な感覚過敏を持っていることが多いようです。
同じADHDの女の子のお友達は映画館が苦手と言っていて、なるほどなと思いました。
映画館は臨場感を出すため多方にスピーカーが設置され、大きな音で観客を驚かせたり、感情移入させたりします。
大きなスクリーンで目まぐるしく変わる映像も、その子にとっては眩しく刺激が強すぎると感じたのかもしれません。