連れ去りの話 −あやしいGPS−

不倫
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こんにちは!ねりです。

今回は連れ去り別居について、続きをお話しようと思います。

前回までのあらすじ↓

長女のいちごを連れて義実家に帰るや否や、自宅には帰らないと言い、いちごの小学校を義実家近くに勝手に転校させた元夫。

数日後、元夫の弁護士から受任通知が届き、計画的に離婚を見据え連れ去り別居されたことに気付く。

仕方なしに法的手段でいちごを取り戻そうと、弁護士さんに協力を求めたねりだったが…。

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iPhoneの『探す』機能について

iPhoneユーザーの方ならご存じだと思いますが、iPhoneには端末が行方不明になった時に探せるGPS機能がついているんですよね。

例えばどこかにiPhoneを置き忘れた、でもどこだか思い出せない、そんな時にこの機能が効果を発揮します。

もし遠くに置き忘れてきてしまったとしても、地図上に端末アイコンが表示されるので、端末がどこにあるのか一目瞭然であり、端末が移動すればリアルタイムでアイコンも移動します。

そしてこれは自分の端末だけでなく、ファミリー登録してある他の家族の端末にも適応されます。

携帯を紛失することはあまりないことなので、普段は全く使うことはない機能だったのですが、ある日たまたまその機能を見ていた時、夫の端末が滞在先の義実家でない位置に表示されていることに気付いたのです。

Googleマップで早速その場所を調べてみると、賃貸用アパートであることがわかりました。

時刻は真夜中であり、夫にはまだ小さいいちごがいるはずなので、そのような時刻に出歩いているのは不自然だなと感じましたし、いちごを義理実家に置いてきたとしても、いちごを放ってまで何をしているのか引っかかります。

当時私は連れ去りの精神的ストレスから夜中に何度も目覚めるようになっており、その日も夜中に数回起きたので、その都度夫の位置を確認してみました。

すると、朝方まで夫はそのアパートに滞在していました。

妙だな、、と言うのがこの時の印象です。

私はその日から度々位置情報を確認することにしました。

もし頻繁に夜中に出歩くようであれば、子育ては義理両親に任せている証拠になるし、いちごを一緒に連れ出しているのだとしても、それはそれで問題になるとおもったからです。

職場の協力をあおぐ

位置情報は、数日はおかしな変化はありませんでした。

基本的には義理実家から動かないままでしたし、土日は祖父母と出かけているのか、明らかに車の移動速度と思える動きで遠出したり、ショッピングモールに行った様子もありました。

変化が現れたのは平日、いちごが小学校に出かけた後と思われる朝9時頃でした。

例のアパートに朝から向かい、いちごがちょうど小学校から帰ってくる時間帯である14時過ぎくらいに、アパートを出て実家に戻っていきます。

この動きが週に一度ほどありました。

私は、毎日位置情報を確認して記録に残しておけば、可能性は低くても後に何らかの有益な証拠になるかもしれないと考え、職場のリーダーと信頼できる同僚に事情を話し、仕事中に時折携帯をチェックする許可をいただきました。

この時はまだ、何かしら役に立てばいいな、くらいの軽い気持ちでしたが、本当に後で役立つことになったのです。

僅かな手がかりも逃さない心算を

同居している時と違い、別居してしまうと相手が何をしているのかという行動が把握しづらくなってしまいます。

SNSの投稿、GPSの位置情報などは有益な証拠になりうるかもしれません。

投稿は削除される可能性があるので、スクショに残しておきましょう。

もし通話などで話せる機会があれば、通話の内容を録音しておくのも良いでしょう。

たとえ小さなことでも、積み重ねればもしかしたら大きな結果を生み出すかもしれません。

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