いちごが持って帰ってきた3つの卵は無事に全て孵化し、順調に成長していました。
そんなある日のこと、ついにメダカが卵を産みました。

メダカの繁殖期
いちごがメダカを貰ってきたのが初夏でした。
メダカは春から秋にかけて産卵するので、初夏に孵化したメダカが育ち、秋までの産卵期間に間に合った、といった様子です。
産卵期間はかなり長いのですね。
グリーンウォーター
グリーンウォーターとは、メダカが住むのに適した植物プランクトンを豊富に含んだ水のことです。
我が家のメダカたちは稚魚の頃はペットボトルで育ちましたが、そこそこ大きくなって手狭になってきたため大きなプラ水槽に移しました。
その時一緒に水草を入れたのですが、その水草がどうやら植物プランクトンを放出していたようです。
メダカを水槽ごと日光浴させていたところ、水底に苔のようなものが張り出し、それが酸素を生み出しました。
その結果苔がさらに増殖し、水槽内に常に豊富に餌がある状態であるグリーンウォーターができあがったのです。
卵は親メダカから分けましょう
水槽内は栄養豊富な状態なので、初夏に孵化したメダカたちですが、すくすく成長し夏に産卵を始めました。
まだまだ子どもだと思っていたメダカたちが卵を抱えていたのには驚きましたが、これもグリーンウォーターの高栄養環境のなせる技なのでしょうか…。
ともかく、卵は早々に親メダカから離さなければなりません。
メダカが卵を餌だと勘違いして食べてしまうからです。
メダカは水草に卵をくっつけてくれるので、それを水草ごと別の水槽移します。
また、うまくくっつかなかった卵は数日経つとお腹から離れて落ちてしまうので、水底に落ちた卵はスポイトで吸い出します。
卵を回収して一安心…と思ったら
目についた卵は一通り回収し終え、これで一安心と思ったのも束の間、数日後メダカは再び卵を産んでいました。
昨日回収したばかりなのに!
どうやら栄養状態がよいと毎日卵を産むこともあるらしい…恐るべしグリーンウォーター。
そしてたった3匹のメダカがこの後大繁殖するのでした。