こんにちは、ねりです。
以前、子どもを夫に連れ去られ、勝手に転校させられた時に相談に行った弁護士事務所の先生から、夫が浮気をしているのではないかと指摘を受けました。
その時はそんなことは絶対ないと思っていたので気にもしなかったのですが、ふと思い出し、家族共有端末に何か残っていないか念の為調べてみることにしました。
そうしたら、まさかまさかの、そう、浮気発覚です。

買い物履歴を見てみる
家族で共有していた端末は、我々夫婦の顔認証に対応していたので、特に何かロックを解除する必要もなく、すぐに見られる状態でした。
いつも利用していたネット通販サイトにアクセスしてみると、デフォルトの配送先住所が義理実家に変更されており、別居してから色々と買い物をしていたことがわかりました。
購入履歴のほとんどは娘の学用品や生活必需品でしたが、そのなかにひとつ気になるものが目に留まり、スクロールしていた指が思わず止まりました。
それは、、、いわゆる大人のおもちゃ。
商品のステータスは配送済みになっていて,一応お断りしておきますがもちろん我が家にそんなものは届いていません!
この時、もしかしたら弁護士さんが言っていたことは本当かもしれない!と戦慄したことと,まさか自分の夫が,というショックから,全身に鳥肌が立ったのを覚えています。
配送先の住所録を見てみる
画面をスクロールする指は震え,指先は冷たくなっていましたが,私は気持ちをなるべく平静に保つよう心がけ,深呼吸を繰り返しました。
そして,アカウントのページ内で見られる情報は隅々まで全て調べてみようと思い,配送先として登録してある住所を調べることにしました。
住所録には自宅、義理実家、親戚の住所がいくつか、それに夫の会社の人の住所もあります。
夫の会社の方には結婚祝いや出産祝いを送った記憶があったので、これらはおかしなことではなかったのですが、その中に一つ、親戚にも会社の人にもない、見覚えのない女性の名前を見つけたのです。
その住所は、自宅からかなり離れた県で、家族旅行でも夫の出張でも一度も行ったことがないはずの県でしたが、県名だけでピンとくるものがありました。
それは、夫がスマホのネットゲームでよく一緒に遊んでいた女性キャラの、『中の人』が住んでいる県と一緒だったのです。
夫はゲームで仲良くなった人の話をよくしていて,いつも遊ぶ兄貴風キャラの人は意外と近場に住んでいるみたいだ,とか,もしかしたらいつも遊んでいるメンバーに同じ業種の人がいるかもしれない,とか,そういったことを私に話していました。
そして例の『中の人』のことも私によく話していました。
女性キャラを使う人の中には、実は男性も混じっているが、彼女は本当の女性らしいこと。
子どもがいる主婦らしいこと。
住所録にあった県に住んでいること。
勘といってしまえばそれまでですが,私は住所録の女性と,ゲームの『中の人』が同一人物である気がして仕方がありませんでした。
なぜなら,女性の名前と彼女が使っているキャラ名に若干の類似点があったからです。
例えば本名が『ミナ』さんであったら,キャラ名が『みーちゃん』のように。
私は今まで夫が何度かオフ会に行っていたことを思い出し,嫌な予感を覚えました。
もしかしたら、オフ会で関係を深めていたのではないでしょうか。
ゲームの話は夫からよく聞いていましたが,夫がゲームで知り合った人に何かを送ったなどという話は聞いていなかったので,嫌な予感がますます強くなり,私はこの女性をさらに調べてみることにしました。
本名を検索してみる
女性はFacebookに登録していたので,すぐに見つけることができました。
そこからネトゲのプレイ日記をあげているブログも発見。
思った通り、夫のネトゲ仲間でした。
プレイ日記には夫のキャラと遊んだことも書いてありましたが,「どこどこを探索した」「運良くレアアイテムをゲットした」などの当たり障りのないことしか書かれおらず,むしろ他プレイヤーと遊んだ時の話の方が多く,夫と特別に親しい間柄であったというようなことは書かれていませんでした。
それもそのはず,夫は一応社会人でしたから,プレイ時間は限られていました。
考えすぎだったかな,と思いながら記事を流し読みしていましたが,コメント欄で、同じゲームをしている別プレイヤーの方の書き込みを見た時,冗談ではなく心臓が止まるかと思いました。
『そろそろ引っ越しだよね,終わったらまた遊ぼう!××県だっけ?』
××県。それは,義理実家のある県です。
そしてそれに対する返信。
『昨日引っ越してきたとこ笑ちょーいい所!』
書き込みの日付は,夫が義理実家に行ったわずか2日後だったのです。
点が線になる
弁護士さんからの言葉。
夫の買い物履歴。
住所録にあった知らない女性。
ネトゲで知り合った女性が夫と同時期に同地域に引っ越し。
不可解なGPS。
急な連れ去り。
今まで点であったことが線へと繋がった瞬間でした。
そして女性のFacebookは時々更新され、ある時今日はお昼にカレーを食べた,と写真付きで投稿がありました。
同じ日の昼に夫もカレー屋に行っていたことを,私はGPSの様子を確認して知っていました。
間違いない,夫はこの女性と不倫している。
そして私は確信しました。
夫が頻繁に立ち寄っているあのアパートは,きっとこの女性の引っ越し先に違いないと。
私はそれまで、夫を全く疑ったことがありませんでした。
あまりのショックで気が遠くなりながらも、とにかく記録しておかなければという思いだけは、なぜか強く持っていました。
配偶者の不貞を暴くことがまさかこれほど辛いとは、考えたこともありませんでした。
しかし弱音を吐いている暇などありません。
どんなに辛く気が狂いそうな時でも、証拠は取っておかなければなりません。
とくにネット上のものはいつ削除されてもおかしくないので、気を強く持ってできるだけ早く作業に当たりましょう。
結果は後できっと返ってくるに違いないと信じて。
我が家は家族共有端末だったので、なんとメールも見れる状態でした。
GPSで居場所は筒抜けな上にメールも見放題とは、もしやわざとなのではと勘繰ったほどです。
義理の両親は当てにできない
分かってはいたことですが、夫の不倫を確信した私は、同時に義理の両親からの裏切りも確信することになりました。
夫が不倫相手のところに頻繁に出かけているのに気づいていないはずがないからです。
義理母との関係は良好だったので、夫が出て行った後一度だけこちらから電話をかけて話したのですが、
「2人のことだから」
「夫婦で話し合いなさい」
としか言われませんでした。
仮にも息子が勝手に孫を連れ出して家出し離婚の危機にあるのに、我関せずそっちで何とかしろというのは、少し無責任な気がします。
恐らく夫が他に女性がいる上で家出したことを知り、知らんぷりを決め込むしかないと思ったのでしょう。
その後夫の弁護士から夫や義理実家に直接コンタクトを取ることを禁じられたので、それ以降一度も連絡はありません。