
なぜインターナショナル幼稚園を受験したか
次女、さんごは2歳半からプリスクールに通っています。
さんごの性格上日本の教育は合わないかも…と思い通わせていましたが、やはりというか、予想通りというか、自我はますます強くなる一方。
幸いプリスクールの先生方は理解もあり、信頼できる良い学校で、ここに通わせて本当に良かったと思っていました。
ところが、そんな素晴らしいプリスクールが突然閉園することになってしまったのです。
小学校入学までお世話になろうと思っていたのに!
聞けば経営難に陥っているプリスクールは少なくないそうで、毎年いくつものスクールが閉園しているのだそうです。
さんごはおままごとをしながら英語でぶつぶつ何か言っていたり、アウトプットすることが増えて、ようやく成果が見え始めた頃でした。
家ではあまり英語は使っていなかったので、これは先生方のご指導のおかげです。
やっと英語が口から出てくるようになったのに、やめてしまうのは勿体無い。
そこで同じような教育を受けられるところがないか探してみました。
通える範囲に幼稚園はいくつかありましたが、残念ながら英語教育をしてくれるところで「これだ!」と言うところがなく、それならばインターナショナル幼稚園はどうだろう、と考えてみました。
まさかうちがお受験するとは全く考えていませんでしたが、閉園してしまうのであれば、ダメ元で受けてみようと思ったのです。
実は幼稚園が一番入りやすい
インターナショナルスクールなので英語力は当然、求められます。
小学校以上であれば学力も重視され、入試試験問題ももちろん英語で書かれています。
なので、インターナショナル小学校や中学校に行かせようと考えているならば、お勉強のハードルが一番低い幼稚園からインターナショナルスクールに入れてしまうのが、実は一番入りやすい方法なのです。
ただ、インターナショナルスクールというものが外国にルーツを持つ子どもたちのための学校という位置付けなので、最優先で入学できるのは外国籍の子たちです。海外にいた経験もないフツーの日本人は優先度は一番下。
我が子にはかなりハードルが高く、狭き門なのでした。
どうすればいい?インターナショナルスクールお受験
お受験というもの経験したことのない我が家にとって、お受験は予測不能の敵のようなものです。
そもそも面接に何を着ていけば良いのか、それすら分かりません。
そこで服装について色々調べてみたら、いわゆる有名幼稚園のお受験であれば、スーツは紺一択、女性はスカートは膝丈でくるみボタン、髪はまとめて上品に、といったお受験スタイルですが、インターナショナルスクールの面接はそこまでカッチリしていなくても大丈夫なようでした。
ちょうど長女の卒業式の時に買ったセットアップがあったので、それで行くことにしました。
実際には、男性も女性もスーツが多かったですが、中にはチノパンみたいな普段着のお父さんもいらっしゃいました。
子どもたちも、いかにもお受験という服装の子はあまりおらず、華やかでオシャレな女の子もいました。
大誤算だったのは、イヤイヤ全開のさんごが、買った服を着てくれなかったことでした。
さんごにはワンピースを買いましたが、気に入らなかったようで着てくれず、上はなんとかブラウスを着せることに成功し、下は普段ばきのズボンになってしまいました。
当日にこれは焦りました。
さんごは本当に我が強くてあらゆることに注文が多い。
例えばご飯を食べるときはその為だけの髪型にしないと怒るし(ご飯用髪型というのが存在するんです)、その際腕は捲る、しかもきちんとしないとまた怒る。
◯◯しないで!これはこうして!という要求がとにかく多い。
日々の服装すら自分で選ばないと気が済まない子が、
大人しく私が選んだ服を着てくれるわけがなかったのです。
有名幼稚園であれば服装でまずNGを喰らうところでした。
面接で聞かれること
子どもが外国籍であるかなどの条件で試験内容はかわるかもしれませんが、日本人の我々の時は、行動観察のため娘と両親は離れ、娘がプレイルームで遊んでいる間、両親は別室で英語での質疑応答、という内容でした。
が、質問内容は願書に書かれているようなことで、わざわざ面接で話さなくてもいい内容に感じました。
私個人の印象ですが、純日本人の親の面接は、親が一定の英語理解に達しているかを見極める為のものではないのかなと思います。
それよりも、むしろ重要なのは子どもの行動観察の方です!
行動観察で撃沈
行動観察は、子どもたち数人がプレイルームで遊び、その様子を試験官が観察するというものです。
プレイルーム入り口で親と別れるのですが、まだ小さいですから、その時点で親とはなれられない子ももちろんいます。
その場合、どちらかの親が一緒に入っても良いとのことでしたが、幸いさんごは1人で行ってくれたので、とりあえずは良かったと、ほっとしました。
何人かの親御さんがついて入っていくのを見送り、残った親たちは別室へ移動。
そこで面接を受けていたのですが、開始数分でドアがノックされ、行動観察の面接官が部屋に入ってきました。
この時点でなんとなく、いやかなり嫌な予感…。
案の定というか、さんごがダディダディ言って泣き止まないから来て欲しい、と言うじゃありませんか。
この時期さんごは超父っ子で、朝スクールに行く時もぐずってずっと父に抱っこをせがむなど、やたら父父言っていたので、1人でプレイルームに行けたことは奇跡だったのです。
しかし、他の親御さんがプレイルームにいる様子を見て、なぜ私は1人なのか?→寂しい!となってしまい、大泣きしていたとのことでした。
私は面接官が呼びに来た時点でもうダメだなと思いましたが、実際は子どもが泣いたりするのは良くあることで、問題はそこからどう立ち直るかですから、チャンスはまだあるのです。
自立や自主性を重んじるインターナショナルスクールではその点が重視されます。
なので泣いても大丈夫。
しかし残念ながらさんごは立ち直ることができませんでした。
ずっとダディがそばにいないとダメで、他のお友達とも遊べず、結果は不合格。
落ち込みましたが、まあ当然ですよね。
親ができること
受験に対して親ができることは何なのでしょう。
お勉強ができる環境を与えることももちろんですが、特に小さい子の場合、いつもの自分をどれだけ出せるか、メンタルを安定させることが一番重要なんじゃないかと思いました。
知らない場所でいつもと違うことをするのは、それだけで大きなストレスになります。
自分の受験や就職活動を思い返してみると、それはそうですよね。
目的のインターナショナルスクールでレッスン教室などが開催されていたら、通って場慣れさせておくのも手です。
それから体調。
受験シーズンは体調を崩しやすい時期ですから要注意です。
さんごは面接日の1ヶ月前くらいにコロナに罹り(もちろん家族全員移りました)、そこからからずっと風邪を繰り返していて、夜中も鼻水と咳がひどく、かなり機嫌の悪い日が続いており、これも敗因かと思っています。
また、プリスクールも行き渋りが出ていた時期でした。
朝は起きてから出かけるまで抱っこをせがみ、登校の際も歩かなくなってしまったり、全体的にメンタルがだだ崩れになっていた時期でした。
そんな中、知らない場所で1人で遊ぶというのは難しかったようです。
風邪を引く前までは体調万全で、他のお友達ともよく遊べるしこれならワンチャンあるかも!とおもっていたのですが。
後から知りましたがインターナショナルスクールはわりと融通がきくところも多いようなので、体調が悪ければ無理をせず、試験日をずらしてもらうようお願いしてみるのもいいと思います。
それにしても、受験って本当に大変ですね。
とくに子どもは機嫌に左右されやすいですから、色々重なってうちは時期が悪かったなと感じています。
今回は残念でしたが学びも多かったため、また挑戦できたらいいなと思います。


