【ADHD】幼少期の特徴・傾向 睡眠について

ADHD
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発達障害と睡眠障害

発達障害児の中には睡眠に問題を抱えている子が少なくありません。

原因はよく分かっていませんが、定型発達と比べると明らかにその割合が多いのです。

睡眠障害とは?

布団に入っても寝付くまでに時間がかかる、途中で目覚めてしまいその後寝付けなくなる、朝早くに目覚めてしまうなどの不眠症やいびき、無呼吸、夜驚症、夢遊病などです。

これらは発達障害でなくとも起きることでもありますが、発達障害を持っているとこのような睡眠の問題を起こしやすいと言われています。

たとえばダウン症児は睡眠時無呼吸症候群を起こしやすいですし、自閉症児は不眠症を併発していることが多いです。

また、ASDとADHDを併発していると、より睡眠に問題が起きやすいとも言われています。

重度自閉症ではお子さんの睡眠時間が格段に短く、保護者が寝不足で疲れてしまうといったことが日常的に起きています。

子どもに睡眠薬は使える?

世の中には様々な種類の睡眠薬があり、中には市販されているものもあります。

私自身が処方薬、市販薬の両方を使ったことがありますが、やはり処方薬の方が効果が強い印象です。

睡眠薬は基本的に15歳以上でないと使うことはできません。

睡眠薬を使用したことがある方は覚えがあると思いますが、睡眠薬には依存性や離脱症状があるものが少なくありません。

また、長期服用することにより、認知機能が衰える危険性もあります。

よって、一般的には小児には副作用の少ない漢方が処方されます。

ただし例外があり、メラトベルというお薬だけは6歳から15歳までの子どもに処方することができます。

自閉スペクトラム症、注意欠陥・多動性障害の診断が下りている場合に限りますが、不眠症の症状があればメラトベルを処方してもらえるので、お子さんがどうしても寝なくて保護者の方が参ってしまうようであれば、かかりつけ医に処方を相談した方がいいかもしれません。

気をつけなければいけないことは、決して自己判断で市販薬や大人に処方された睡眠薬を投与してはならないというところです。

必ず医師にご相談下さいね。

ADHDの長女の場合

我が家の長女、いちごはADHDですが、そういえば幼少期からあまり寝ない子でした。

通常1歳くらいのお子さんは1日1〜2回くらいお昼寝をするものだと思いますが、いちごは1歳になったあたりからお昼寝を全くしなくなり、朝起きてから夜までずっと起きていました。

ママ友たちと話をしても、みんなまだ昼寝をしていると聞いてとても羨ましかったのを覚えています。

お昼寝時は家事や息抜きをする貴重な時間です。

私にはその時間がほとんどありませんでした。

いちごはイヤイヤ期のようなものがなかったため育てやすかったものの、お昼をしないがゆえにずっと相手をしなければならず、それがとてもしんどかったことを覚えています。

イヤイヤ期がなかったことも、もしかしたら発達障害の兆候だったのかもしれません。

次女との違い

次女、さんごはまだ1歳なので発達障害があるかどうかわかりませんが、睡眠という点で比較すると明らかにいちごとは違います。

お昼寝は午後13時から15時くらいまでしっかり寝ます。

夜は21時くらいに就寝し、6時半から7時の間に勝手に目覚めます。

睡眠は優等生です、睡眠は。。

いちごは前述したように昼寝はよほど疲れた時にだけ稀に、という感じでしたし、夜も中々寝なくて寝かしつけに苦労しました。

抱っこしてゆらゆらしてベットに置く。

添い寝して手を握る。

色々試しましたが、どれも入眠まで1時間はかかりました。

あまりに寝ないので、『ねないこだれだ』という絵本を買ったほどです。

夜中に寝ずに遊ぶ子どもが、おばけに連れ去られてしまうという内容の、少し怖い絵本です。

まあ全然効果ありませんでしたけどね。

この本、今はさんごのお気に入りの絵本です。

大人から見ると少し怖いと思うのですが、子どもにはそうでもないのでしょうか。

昔からある有名な絵本なので、まだご覧になってない方はぜひお手に取ってみて下さい。

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