赤ちゃんの寝返りは、首座りの次の発達の目安になります。
6~7ヶ月健診でも寝返りができるかどうか書く欄がありますよね。
さんごは生後5ヶ月くらいから寝返りの前兆はあったものの、全く転がることがありませんでした。

赤ちゃんが寝返りを始める月齢は
赤ちゃんによって個人差はありますが、寝返りを始める月齢は4〜6ヶ月が多いと言われており、早い子だと生後3ヶ月、遅い子だと10ヶ月くらいになってやっと寝返りする子もいるのだとか。
それでもおおよその子が6ヶ月くらいまでには寝返りをするのが一般的とされているようで,我が子も5ヶ月くらいになって寝返りの兆候が見られた時には、そろそろ来たか!と毎日その瞬間を見逃さないようにワクワクしておりました。
ところが、待てど暮らせどさんごはこの後いっこうに寝返りしませんでした。
周りの同じ月齢のお子さんがやれ寝返りだ、お座りだと進んでいくのを横目に、さんごは天井を見上げたまま…。
6〜7ヶ月健診での検査項目
冒頭にも書きましたが、寝返りをうてるかどうかは6〜7ヶ月健診での発達の判断基準の一つになります。
ネットで調べるとほとんど6ヶ月には寝返りができると書いてあり、この時点で私はかなり焦りました。
いちごの母子手帳を引っ張り出して比べてみると、いちごはもうこの時期には寝返りしてお座りもしていました。
もしかしたら何か障害があるんじゃないか…。
そんなことも考えたけれど、結論から言えば、この時点で寝返りができなくても問題はありません。
寝返りをするだけの筋肉が発達しているかどうかが問題なのであって、土台となるべきところが出来上がっているのであれば,時が来ればできるようになる、というのが小児科の先生のご意見でした。
この子は筋肉もちゃんとあるし、バランス感覚も問題ないから大丈夫だよ,と言われほっとしたのを覚えています。
もう一つは、顔にかかったハンカチを取るかどうか、という検査項目もあります。
こちらは、病院だといつもの環境と違うので、家だとやるのに今日はやらない、というお子さんも多いと思います。
お家でやっているのなら何ら問題はありません。
とうとう寝返りしないまま8ヶ月目に突入…
8ヶ月目になったある日、泣き声がするので行ってみると、なんとさんごがうつ伏せになっているではありませんか。
とうとうこの時が来たのです。
苦節数ヶ月、さんごがとうとう寝返りをしたのでした。
それからはひと月も経たないうちにコロコロ転がるようになり、まだずりばいもできないのに、寝返りと方向転換を駆使していつの間にか目的の方向に進めるようになっておどろきました。