ベビーカーに乗らない!もしかして発達障害のせい?

日常
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次女のさんごはベビーカーやチャイルドシートが嫌いで、乗せようものならそれはもう泣き叫びます。

ベビーカーに乗りたがらない子って、発達障害の可能性はあるのでしょうか?

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ADHDの長女の場合

長女のいちごはADHDです。

いちごの幼少期はどうだったかというと、ベビーカーを嫌がったことは一度もありませんでした。

ベビーカーから抜け出したり、歩きたがったり、ということもなく、どちらかというと乗ったら乗りっぱなしに近かったように思います。

乗っているうちに退屈したり眠くなったりした時にぐずることはありましたが、乗ること自体を嫌がったことはなかったし、「抱っこが良い」みたいな感じで泣くこともなかったです。

いちごはこだわりもなく、いわゆる『魔の2歳児』という現象もなく、イヤイヤ言われたことは全くなかったです。

現在11歳の小学校高学年ですが反抗期らしい反応ほとんどなく、目立った反抗や口ごたえがないので、そう言った意味では育てやすいと言えるでしょう。

年頃の女の子にしては珍しく服装にあまり頓着せず、女の子にありがちな、服を買ってきてあげても少しでもデザインが気に入らないと着ない、といったようなこともないので、その点は扱いやすいです。

服装に頓着しないのは幼少期の頃からそうで、周りの女の子は幼稚園くらいから自分の服を自分でコーディネートしたがっていましたが、いちごはそういうことはありませんでした。

ただしこだわりがないというのは執着や主体性がないということでもあります。

自我が薄く、自分から行動したり何かしようという積極性が全くありませんし、人に流されやすく、深く物事を考える力が欠如しています。

昔から、これは嫌!絶対にこれがいい!私はこれをやりたい!といった要求をされたことがありません。

親としては面倒なことを言われないので楽と言えば楽ですが、反面、主体性や自主性の無さや執着心のなさ、思い入れのなさは見ていて心配になることが多いです。

次女のさんごの場合

次女のさんごは、わりと生後すぐの状態から「なんだか長女とはちがうぞ」と感じることが多くありました。

生後2ヶ月で声を上げて笑ったり、様子を見に顔を覗き込んだだけで手足をバタバタさせてはしゃいで喜びを全身で表す一方、ミルクの温度が気に入らないと飲みが悪かったり、飲み終わった哺乳瓶や不要な物は手で払いのける、といった喜怒哀楽の強さや気の強さが目立ちました。

とにかく嫌なことは嫌!と態度で示すので、なんだかずいぶん自我がしっかりしているな、というのが最初に抱いた次女の印象で、こういったことは長女には感じたことがありませんでしたので、新鮮味を覚えると同時に戸惑いに感じることも多かったです。

ベビーカーもそんな感じで、嫌となったらとことん嫌、ずっと泣いていて、少ししたら諦めるかな、なんて淡い期待をことごとく裏切ってくれます。

わざと物を落として、自分で拾えるにもかかわらす大声を出して大人を呼ぶ、といった計算高さもあり、これも長女にはなかったことなので驚きました。

して欲しいことをめちゃくちゃ要求してくるので、言葉は喋れないくせにコミュニケーションはしっかり取れているところが不思議です。

ベビーカーを嫌がることと発達障害との関連は?

ベビーカーに乗らないから発達障害なのではなく、発達障害の特性の一つとしてベビーカーを嫌がる子どももいる、という認識でいたほうがいいと思います。

世の中のお母さんは発達障害が心配なあまり、お子さんに少しでも変わった行動があると、なにか障害があるのではないかと疑ってしまいがちです。

かく言う私も高齢出産だし上の子が発達障害なので、次女まで発達障害だったらどうしようと心配なので気持ちはよくわかります。

けれど親御さんが気になるな、と思う行動一つで発達障害と判断されることはありません。

例えば自閉症児に多く見られる回転する行動を好む傾向やクレーン現象があったとして、それは健常児にも見られることだからです。

発達障害は単に問題行動があるかだけではなく、そのことが日常生活において著しい不適合を起こしているかどうか、社会生活において不都合がないか、といったことも含めて診断されます。

つまりベビーカーに乗らない、といったことだけでなく、複数の問題行動が日常生活や社会生活を送る上で『大変に困っているかどうか』が鍵となってくるわけです。

よって、しっかりした判断が下るのは概ね集団行動をするようになってからのことが多く、2〜3歳くらいにならないと発達障害だとなかなか診断されないのはそのためです。

自閉症は比較的幼少期から症状が現れるものの、ADHDの症状は幼いが故の特性だと思われ見過ごされることも多く、診断を受けるまで時間がかかってしまうこともあります。

我が家の場合もそうで、私はいちごのADHDによる困り事を、低学年だから仕方がないと考えていた時期がありました(詳しくはこちらの記事をご覧ください)。

話が少し逸れてしまいましたが、一つの問題行動だけを見て心配されるのではなく、複数の問題行動が生活において『とても困るかどうか』を意識してみて下さいね。

その上でもし発達障害かもしれないと思われる場合は、なるべく早く医療機関に診断してもらうとよいと思います。

発達障害は早期療養が肝なので、早めに対応するに越したことはないからです。

次女はまだ発達障害かどうか定かではありませんが、気になるところがないわけではありません。

1歳を過ぎましたがまだ歩かないし、ベビーカーは泣き続けて乗らないし、歯磨き全力拒否だし、手掴み食べを全くしないし、マグなどで水分をあまり摂ってくれません。

このような特徴がお子さんに見られたら、心配される親御さんも多いかもしれません。

私は専門家ではないので次女が発達障害かどうかはわかりませんが、今の所あまり心配はないかな、という印象です。

次女の今後の発達は追々記事にしていこうと思います。

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